消費税をなくす京都の会は18日、京都市下京区の西大路七条にある、スーパー「ライフ」前で定例の宣伝を行いました。
 野田首相が消費税について、国民には何の説明もせずに、G20で「消費税増税を来年の通常国会で決める」と明言し国際公約としたことや、TPPへの参加について、国民の疑問はあいまいにしたままで、アメリカには交渉に参加すると伝えていることを厳しく批判。「このままでは国民の生活は壊され、日本は崩壊してしまう。許すことはできない。社会保障のため、震災復興のためと、消費税や所得税の増税と庶民への負担増が言われてるが、消費税増税は被災地にもっとも過酷な税金で、被災地の皆さんがいちばん反対してる。復興のじゃまになることは間違いない。消費税の増税に反対の声を大きくしよう」と訴え、署名を呼びかけました。
 「消費税と聞いて黙っていられない」と、長い間、話し込む人が目立ちました。チラシを受け取った70歳代の女性は「国は無駄遣いが多すぎる。こんな政治に誰がしたのか」と嘆きました。「選挙に行って、信用できる人に入れることが大切」と話をすると「よくわかった、行きます」と答えました。70歳代の男性は「失業者が多い、働く場所がない。企業が外国へ出て行くからだ」と訴えていました。
 4人で宣伝し、チラシ入りティッシュ120枚を配り、2人が入会しました。