「民主市政をすすめる文化の会」は11日、中村和雄京都市長候補を迎えて「中村さんを囲む文化交流会」を左京区の教育文化センターで行い、70人が参加しました。
 交流会は、合唱隊「桂」による中村さん応援の歌でオープニング。同文化の会世話人の藤沢薫代表があいさつしました。「刷新の会」の池田豊事務局長が市長選挙の争点について「政策的に不利な門川陣営は極力論戦を避け、立候補もぎりぎりまで遅らせ、正月早々にも告示に持ち込む戦術」とのべ、「広範な力を結集するために結成した刷新の会とともに中村勝利にむけ頑張りましょう」と呼びかけました。
 文化の各分野からの活動経験の交流では、映画「バベルの塔」上映運動、京都会館建て替えや市立芸大法人化をめぐる問題をはじめ、東日本大震災の被災地へ物資などを届けている「京野菜と文化お届け隊」の活動などが報告されました。
 中村氏は、小学校の時に版画で特選になったことや大好きな音楽、美術について語るとともに、地場産業を大切にしながら産業の発展を図ることや脱原発の市長を京都から生み出し、全国に広げて行きたいとの決意を訴えました。
 京都うたごえ協議会の合唱にのせて、中村さんへ各団体からの贈り物が渡されました。同「文化の会」の藤本忠世事務局長が「すべて前回の5割増しの活動で必勝を」と呼びかけました。(山根国雄)