原発ゼロの日本 「原発ゼロの日本」を目指して声をあげようと8日、長岡京市でパレードが行われました。労働組合や市民団体、日本共産党などでつくる実行委員会が主催し、約230人が参加しました。
 脱原発をアピールするTシャツをつなげて作った「さよなら原発列車」に乗った子ども達や母親を先頭に「関西電力は福井県の原発を廃炉にせよ。子ども達を放射能からまもろう」とアピールしなが行進しました。4歳の娘と参加した女性(25)は「子どものことを考えるとすごく不安。最近、政府内で原発の再稼動に前向きな発言がでているが、多くの人が不安を持ち各地で脱原発の行動が起こっているのに、どうしてそんな言葉がでてくるのか分からない」と話していました。
 日本共産党の石村和子・衆院京都3区候補や乙訓地域(向日市、長岡京市、大山崎町)の市、町議らも参加しました。
 パレードに先立って約250人が参加して行われた集会では、実行委員を代表し梅林照夫乙訓革新懇事務局長があいさつし、福井県での原発反対運動の歴史とそれに大きく依存している現状を紹介し「京都から原発NOの声を大きく広げることが福井の人を励まし関電に対し(原発から撤退させる)大きい影響を与えます。今日の取り組みをその出発点に」と呼びかけました。新婦人長岡京支部の瀬川知世さんは「福島県で外で遊べない子どもがいるなどの現実にいたたまれなくなる。原発を止めましょう」と訴えました。