イノシシ被害 日本共産党の岡本亮一京田辺市議と大植のぼる京田辺・綴喜平和・環境部長らは23日、イノシシ被害を確かめるため、京田辺市普賢寺打田地域で現地調査を行いました。
 地元住民によると、今年は、イノシシだけでなくアライグマも出没して田畑をあらしていることが判明。「昨年までは、被害を食い止めるために、田畑の周りにシートを張って、なんとか被害を食い止めてきたが、今年はついに被害にあった。イノシシも賢くなってきている。ごまかしがきかん」、「スイカも20苗を植えたが、全部アライグマにやられた」と、悲痛な声が出されました。
 京田辺市が行っている進入防護柵の設置補助(1メートル1600円・最長3キロ)については、「大変ありがたい。来年も予算をつけてほしい」と喜ばれています。同時に、「補助を申請しようと思ったが、隣の土地所有者3名1組でしか申請できず諦めた。個人でも利用出来るようにしてほしい」との要望も出されました。
 また、イノシシ出没地域は、2年前に水取地域の南側だけでしたが、府道を渡り北側にも出没し、打田地域でも年々被害が広がってきていることがわかりました。
 岡本市議らは、「生息数をどう減らしていくのか、隣接する精華町とも協力して、専門家の知恵と力を結集し、計画的に生息数を減少させるということを総合的に実施しなければならない」としています。(O)