東北支援物産展 「東北応援デー 広がれ!支援の輪 from京都・伏見」と銘打って24日、伏見区内の大手筋界隈の商店街と丹波橋商店街と醍醐地域の8カ所で労組や民主団体から総勢42人のスタッフが参加して、宮城・岩手・福島3県の物産展が開催されました。伏見地区労に加盟する各労組や新婦人伏見支部、民商、原水協などが実行委員会を結成し、取り組みました。
 大手筋界隈の龍馬通り商店街や納屋町商店街振興組合、寺院、医院などの協力も得て開催されました。
 現地物産品は牛タン、のりやひじき、そば、フカヒレスープ、黒豆など豆類、喜多方生ラーメン、ラスクなど32品目。場所によっては飛ぶように売れて品切れ続出の商品もあり、観光客や地元の買い物客から大評判。3~4時間でほぼ完売しました。
 買い物客の女性は「大手筋に買い物にきたんだけど、東日本支援物産展の看板やチラシを見て立ち寄りました。美味しそうなラスクと喜多方ラーメンを買いましたよ」とにこにこ顔。商店街でのにわか販売員になった各団体のスタッフも汗を流し、明るく元気な対応はとてもさわやかでした。
 同実行委員会の香川裕一事務局長は「大震災のボランテァ活動で現地にいった人もいますが、行くのが困難な人や伏見から支援できることは何なのかを考え、被災地から現地の物産品を直接仕入れて販売して支援につなげようとの思いで一致しました。京都で買うことが東日本への支援に直接つながります。なによりも地元商店街振興組合の協力で販売できたのが良かったです」と話します。(仲野良典)