米国が昨年12月と今年3月に臨界前核実験を実施したことが明らかになり、綾部市・同市議会と宇治市・同市議会は、抗議文を送付しました。
 綾部市は、市長と議長の連名で20日、米国オバマ大統領に対し、「世界の恒久平和実現に逆行し、人類の生命と財産を脅かす行為に対し強く抗議いたします」と文書を送付しました。
 宇治市も市長と議長の連名で21日、米国大使館のジョン・ビクター・ルース特命全権大使に対し、「貴国のこの行為に深い失望感を抱くとともに強く抗議し、貴国が世界の核保有国の指導的役割を果たし、二度と同じような実験を行うことなく、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けた取り組みを行われるよう強く求める」と文書を送付しています。