原発問題を考えるつどい(日本共産党安井支部・後援会の主催)が25日、右京区内で開かれ31人が参加しました。
 「つどい」は立命館大学非常勤講師の小野英喜さんが1時間にわたって講演。原子力発電所のしくみ、福島原発事故の現状、チェルノブイリ原発事故との違い、若狭湾にある原発の特別の危険性、健康への影響、自然エネルギーを発電に利用など、資料とグラフを使いながら分かりやすく話しました。
 参加者からは、「もんじゅ」と他の原発の違い、放射能と放射線とは、レントゲンは安全か、水力発電はダム建設との関係でどうか、カミナリの利用は可能か、放射能を浴びれば免疫ができるのか、ウランは鉱物なのかなど次つぎ質問が出されました。小野氏はそれぞれの疑問に資料も掲げて答えながら、自ら実践している太陽光発電の買い取り制度についても、領収書などを示して説明しました。
 参加者は感想で、「大変よくわかった」「福島原発はテレビを見ていたよりもっと深刻なのか」「原発をなくす以外に方法がないことがわかった」など語っていました。(田辺)