革新・山科の会総会 革新・山科の会は5日、同区内で第11 回総会(再建)を行いました。全教元副委員長の長谷川英俊氏が、「民主主義が危ない!比例定数削減」をテーマに記念講演しました。谷内口浩二京都革新懇代表(全国革新懇代表世話人)が連帯のあいさつを行いました。
 長谷川氏は改憲の狙いや定数削減の動き、選挙制度改革について報告。財界の要望に沿って民主党の前原議員(京都2区選出)を憲法調査会会長として改憲を進めようとしている一方、9条の会の運動の広がりが、世論調査で9条を変えたくないと願う国民が6割を占め、憲法改正賛成が過半数を割っていることに表れていると指摘。自・民以外の政党が比例削減に反対している超党派的な共同を広げ、改憲のねらいを潰す運動の強化を呼びかけました。
 谷内口代表は、被災地復興や原発事故の収束の目途も立たない時に、菅首相辞任を前提とした大連立や消費税増税の動きを厳しく批判しました。
 本庄孝夫代表世話人が議案を報告し、意見交流後、全員の賛成で確認しました。
 来賓の日共産党の原としふみ2区代表が、南相馬市へ行った震災ボランティアの活動を報告しました。(野原孝喜)