さくらだ市長選予定候補、募金活動 乙訓革新懇は22日にJR長岡京駅前、24日に向日市のスーパー前で東日本大震災の救援募金に取り組み、両日で15人が参加し、募金15,463円が寄せられました。青年が始まる前に募金箱を見つけて、駆け寄って募金したり、手押し車を押しているお年寄りが「私にはこれしかできませんから」と言ってお金を入れてくれました。
 22日は同革新懇代表世話人ら7人が駅頭に立ち、梅林照夫事務局長と小倉忠男代表世話人が「電気もない、食料も水もない避難生活を余儀なくされている人たちに心を寄せて救援活動に協力してください」と訴えました。
 向日市では執筆業の徳本茂孝さんが原発災害の深刻な影響が出ていること、向日市内のスーパーで開店10分間でミネラルウオーターが売り切れになっていることを訴え、原子力行政の抜本的見直しを強調しました。そして向日市長選挙では市民の立場に立ったキリンビール跡地や競輪場跡地の利用は、さくらださんしかできないと、桜田候補の勝利を訴えました。
 全国革新懇代表世話人の谷内口浩二さんは災害の救援・復興には全国が力を合わせることが大事で、いっせい地方選挙を全国的に延期すべきだったとして、これに反対した自民党や公明党を批判しました。市長選挙では市議会で辞職勧告が決議された現市長は退場してもらって、さくらださんをぜひとも応援してくださいと訴えました。
 乙訓原水協の松重幹雄代表は、今回の原発事故は、広島原爆の500発分の放射能汚染を広げたチェルノブイリ原発に次ぐもので、教訓をえて原発の見直しが必要だと指摘。また、東京都知事が1年で日本は核兵器を作ることができる、と暴言を吐いたことは許せないとのべ、日本と世界で取り組まれている核兵器廃絶の新国際署名運動の重要性を強調しました。
 さくらだ予定候補は救援・復興の活動に全力を尽くすと訴えたあと、東京の浄水場から放射能物質が検出され、乳児に水道水を使わないようにと勧告が出されたことについて、「この浄水場は福島原発から200キロ離れており、若狭原発から京都、向日市は100数十キロのところにあり、原発事故は他人ごとではない。市長になって防災に強いまち、暮らしと福祉がまもられるまちづくりに全力を挙げる」とご支援を訴えました。(U)