安心して子育てしたい.jpg 日本共産党宇治市議団(水野修団長、7人)は21日、同市の生涯学習センターで「安心して子育てできる宇治市を考えるつどい」を開き、保育や教育、女性団体などから30人が参加しました。子どもたちが未来に希望を持って育ちゆく町づくりをめざして市民の意見を聞こうと開いたもの。
 保育分野からは、民主党のもとで進められようとしている「子ども・子育て新システム」の内容が説明され、「保育の質」が後回しにされる危険性が指摘されました。教育分野からは国が35人学級へようやく進み始めたものの、宇治市の学級では教室が足らない問題や 女性団体からは子どもの医療費無料化拡充で宇治市が遅れている実態などが報告されました。
 懇談では「狭い校庭で子どもたちがストレスを溜めている」(宇治小中一貫校の保護者)、「民営化で建物も保育士も突然変わる環境に子どもが対応できるか不安」(槇島保育所保護者)、「西小倉地域で性急な統廃合は必要ない」(地域住民)などの意見が出されました。(帆足慶子)