京滋キリスト者平和の会は18日、米国が9月15日に未臨界核実験をしたことに対して、同大使館宛に抗議文を送付しました。
 抗議文では、核実験は、昨年4月に米オバマ大統領が同国として初めて「核兵器のない世界」を国家目標とすることを表明し、ノーベル平和賞を授与したことや、今年5月のNPT再検討会議での「自国の核兵器の完全廃絶」の公約に違反するものと批判しています。
 「世界の平和は核抑止力という暴力によって維持されるのではなく、外交と話し合いによる合意という非暴力の手段で構築されなければ、真に永続するものにはなりえません」として、核実験の永久停止を訴えています。