宇治市議会は14日、「衆議院比例代表の安易な定数削減に反対する意見書」を可決しました。
 日本共産党、公明党、社会議員団が共同で提案したもの。民主、自民両党が反対しましたが、保守系無所属の議員が賛成して可決しました。
 意見書は、「衆議院議員の選挙制度で、民意を正確に議席に反映しているのが比例代表である」「比例代表の定数削減は、単純小選挙区制に近づけるもので、少数者の意見を排除してしまう欠陥がある」「よって政府におかれては、衆議院議員の比例代表の定数削減をやめることを強く求めるものである」と述べています。(山崎)