障がい者ほど負担が重くなる「応益負担」を強いる障害者自立支援法の廃止と新しい障害者法の実現をめざす街頭演説会とパレードが3日午後、京都市役所前広場で行われます。「障害者自立支援法に異議あり!応益負担に反対する実行委員会」が主催するもので、街頭演説会とパレードのスローガンは「カネないモンからカネとるな!新しい障害者法をつくろう」です。
 街頭演説会は午後1時半~2時半、各分野の人たちが意見表明します。パレードは2時半に同市役所前を出発し、四条河原町、祇園石段下を経て円山公園までのコース。
 同実行委員会では「私たちの会は『応益負担は許せない』の一点を共通の要求としてこれまで運動をしてきました。しかしながら、『応益負担』を完全になくすことは簡単ではなく、ましてや新しい障害者法は容易なことではありません。私たちは所期の目的を達するまで、運動の力を弱めるべきでないと考えています。私たちの運動が、結果を左右します」と参加を呼びかけています。同実行委員会の連絡先TEL075・465・4310、池添素事務局長の携帯電話090・1444・0046。