20100927-06.jpg 「私たちの生活の糧を奪わないで」。京都市が家庭から出た空き缶をホームレスが回収するのを禁止する条例改正案を9月議会(15日開会)に提案したことに対し、ホームレスや支援団体が26日、京都市中京区の四条河原町で改正案反対と議会での慎重審議を求める署名を呼びかけました。
 署名に取り組んだのは、きょうと夜まわりの会。午前11時から午後4時までの宣伝には、ホームレスや同会のメンバーら30人が参加し、「改正案は、ホームレスの生存権を侵害するものだ」「議会は慎重な議論を」と訴えました。
 同会の本田次男事務局長は、「ホームレスの人たちが街頭に立って署名を集めるなど、これまでなかったこと。議会にも働きかけをしていきたい」と話しています。