第39回東山母親大会(同実行委員会主催)が12日、同区のやすらぎ・ふれあい館で開かれ、45人が参加しました。
 「生きる力を育てる地域・東山のネットワーク」と題したシンポジウムが行われ、「京都子育てネット」代表や教師、家庭塾主宰者、「社会に出にくい青年を支援するオレンジの会」のメンバーらがパネリストを務めました。来春開校する敷地一体型の小中一貫校や地域での子どもの見守りについて意見を交わし、赤ちゃんから大人までの「育ち」について学びあいました。参加者からはそれぞれの子育てでの悩みが出され、「つながらないと子育てもしんどい」「黙って見守ることも自立へ向かう道」などの意見も出され、実り多い集会となりました。
 大会では「核兵器から子どもを守ろう」と始まった母親大会の原点を再確認する大会宣言、「東山の子どもたちはみんなで見守り育てよう」という特別決議を全員で採択し、閉会しました。