糸数参院議員が講演 第6回左京平和の夕べ(同実行委員会主催)が7日、京都市左京区の京都教育文化センターで開かれ、糸数慶子参院議員(無所属、沖縄社会大衆党委員長)=07年参院選で日本共産党、社民党、社会大衆党、民主党が推薦し、沖縄選挙区で当選=が沖縄への新基地建設反対への連帯を呼びかける講演を行いました。約130人が参加しました。
 糸数氏は、戦後から現在にかけて、米海兵隊員によるレイプや暴行事件など多くの犯罪や事件が起こり、米軍基地の存在に県民が苦しめられている実態を告発。自身の母が沖縄戦で2人の子どもを亡くした体験や、平和ガイドとして沖縄戦の実態を紹介してきたことなどを語りました。
 民主党政権が米海兵隊普天間基地を名護市辺野古へ移設しようとしていることを強く批判し、秋の知事選挙では宜野湾市の伊波洋一市長に出馬要請していることを述べ、「辺野古へ新たな基地はつくらせてはなりません。伊波さんを知事にして、日本の政治を変えていきたい。憲法9条を生かし、沖縄から平和を発信していきたい」と訴えました。