市田書記局長訴え 日本共産党の市田忠義書記局長・比例代表候補は7日、京都入りし、成宮まり子京都選挙区候補とともに京都市西京区の阪急桂駅前で「大激動の選挙最終盤をたたかい抜いて、成宮候補、日本共産党の勝利を」と訴えました。
 市田氏は、民主党政権が消費税10%増税を掲げる理由は、法人税を9兆円減税し、その穴埋めとして消費税増税分11兆円を投入するためだと告発。「大企業はこの間、派遣切りを行い、下請け・中小企業いじめをする中、229兆円もの内部留保をため込んでいます。消費税増税をストップさせ、内部留保を社会に還元させ、国民の暮らしを優先する政治に変えよう」と訴えました。
 また、選挙最終盤は「これまでにない特徴がある」と指摘。マスメディアの世論調査結果をもとに、(1)選挙に入ってから内閣支持率が急落した(2)消費税増税反対派が急速に増えてきた(3)無党派層が最後までどの党に入れるか悩んでいる―という3つの特徴を解説し、「民主党政権の問題が明らかになる中で、無党派層がどこに入れるか最後まで決めかねている情勢です。頑張ったら頑張っただけの変化が起こります。この大激戦を最後までたたかいぬき、日本共産党と成宮候補を押し上げてください」と訴えました。
 成宮候補は、「今日は七夕です。たくさんの人が『消費税増税やめてほしい』『安心して働きたい』と短冊に願いを書いていました。そうした願いに応えうために、民主党、自民党の消費税増税を絶対にやめさせ、命を守る政治に変えます。大激戦の京都選挙区で議席を獲得し、日本の夜明けを京都から起こそうではありませんか」と訴えました。