消費税をなくす京都の会は6月30日、宣伝カーで「消費税10%への増税反対」のスポットを流しながら京都市内をまわり、西大路七条のライフ前と祇園石段下で宣伝行動を行いました。
 木下和子代表世話人や西本光男常任世話人、池上和子常任世話人らが「消費税が導入されてから21年間で私たちが払った消費税は224兆円。その間に減税された大企業の法人税は208兆円。消費税が社会保障には使われていなかったことがはっきりしました」「消費税が10パーセントになれば、負担は4人家族で1年間に16万円増え、34万円になります。とても暮らしていけません。大企業や高額所得者の税金を元に戻せば、消費税を上げなくても財源はできます」と消費税の問題点を訴え、「消費税増税に反対しましょう」と呼びかけました。
 西大路七条ライフ前では、買い物客が次々とチラシを受け取り、署名をしました。夫婦で買い物に来ていた南区の人たちは「消費税が始まった時からずっと反対してきた。10%になったらつぶれる企業も多いやろうし、増税は絶対アカン」と署名。また、署名した下京区の70歳代の女性は「10%になったら、食べるもんを減らすしかないわ。買い物ができんようになる」と話していました。
 祇園石段下では、旅行者や修学旅行の高校生たちもチラシを受けっとって行きました。お母さんに手をひかれた小さい女の子も寄って来てチラシを受け取り、お母さんが署名をしました。(調子恵美子)