反貧困 いのち守る願い届けたい 日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補の対談集パンフ『反貧困 いのち守る願い 届けたい』(B5判・31ページ、頒布価格150円)が反響を呼んでいます。各界の感想、パンフ評を紹介します。同パンフの問い合わせ先は日本共産党京都府委員会TEL075・211・5371または同党京都参議院事務所TEL075・803・0333)。

ひとりでも多くの方に 元参院議員・西山登紀子

 このパンフは京都から「未来への希望」奏でる対談集です。「反貧困」という重いテーマを語る時、成宮まり子さんと宇都宮健児さん、尾藤廣喜さんが紡ぎだす世界は、「派遣村」・ホームレス支援の「おにぎり」からいつしか、「くらしも芸術・文化も豊かな未来社会」実現にと読者を引き込み魅了してやみません。
 表紙をみせると「えっ、あの日弁連会長の宇都宮さんですか」とだれもが驚かれます。「そうなんですよ」誇らしく私はうんと胸をはって応えます。成宮さんはいいます。「京都駅の路上生活支援で100人を超える人々の重い人生に出会ってきたからこそ私はどうしても貧困のない社会つくりたい」と。
 尺八の都山流大師範の尾藤弁護士はいいます。「収入がなくて元気のない人こそ文化にふれなくてはいけない。芸大出身の成宮さんには文化的な視点も政治の中に取りいれてもらいたい」と。スウェーデン・ドイツなど海外の文化と貧困対策など興味は尽きない。