20111223-03.jpg 「京都市政を刷新する青年の会」は23日、中村和雄京都市長候補と、東京で脱原発デモなどを主催した松本哉さんを招き、トーク集会「東西脱原発トークバトル」を京都市左京区のクラブメトロで開きました。約100人が参加し、集会後には脱原発のデモ行進が行われました。
 「脱原発」「オキュペレーション、反貧困」「デモで社会は変えられるのか」などをテーマに2人が討論。中村候補は、福島原発周辺に調査に行ったことや原発労働者からの聞き取りを行ったことなどを報告し、「京都市政を変え、脱原発の先頭に立ちたい。原発が全て止まっても電力不足に陥るわけではない。放射能の危険から市民を守るためにあらゆる手を尽くします。来年3月の脱原発デモには、市長として参加したい」と訴えました。
 松本さんは、東京・高円寺でリサイクルショップ「素人の乱」を経営しながら、脱原発や自転車撤去反対などさまざまなデモ活動を行ってきたことを紹介。原発について「金持ちの利権のもの。こんなものはいらない」と強調し、「運動する人が気軽に楽しみながらやるのが大事。誰もがやりたいと思える活動をやっていけば、参加する人は増えるんじゃないか。気楽にやりながら『革命』を起こしたい」と語りました。
 集会後、参加者は河原町丸太町から四条烏丸までデモ行進。サンタクロースの衣装を着たり、プラカードを掲げながら「原発はいらない」と声をあげました。