沖縄・普天間基地包囲に連帯する京都の集い 「沖縄・普天間基地包囲に連帯する京都の集い」が15日、中京区のウィングス京都で行われ、250人が参加しました。京都の沖縄県人会が16日に普天間飛行場を囲む「人間の鎖」に連帯して、近畿の沖縄県人会や郷友会などに呼びかけ開かれたもの。
 京都沖縄県人会の大湾宗則会長は、鳩山首相が沖縄で「基地の県内移設」を表明したことについて「ああいう発言を許しているのはわれわれの運動がまだまだ足りないということ。県人会の歴史で基地問題を取り上げたことは初めてだが、沖縄県民の誇り高いたたかいへの連帯を」と呼びかけました。
 大阪、奈良の県人会や関西地区読谷郷会らが発言し、戦後65年間にわたり、米軍の横暴とたたかってきた歴史を語り、「辺野古には杭1本も打たせない」「多くの大和んちゅとともに基地撤去のたたかいを進めたい」などと訴えました。
 参加者は集会後「沖縄での基地たらい回しは許さない」「米軍は日本から出てゆけ」などとシュプレヒコールしながら、市役所前までデモ行進しました。
 伊波洋一宜野湾市長、稲嶺進名護市長が連帯メッセージを寄せました。