オリックス不動産が梅小路公園(京都市下京区)に水族館建設を計画している問題で、住民や市民団体でつくる「梅小路公園に水族館はいらない市民ネットワーク」は22日、京都市とオリックス不動産に対し、計画中止を求めるアピールを提出しました。アピールには同日までに106人、2団体が賛同しています。
 アピールでは、▽近隣住民により、りっぱな憩いの場に育てられた公園を乱す▽歴史都市京都に、人口海水の内陸型水族館はいらない▽京都議定書発祥の地・京都に、温室効果ガスを大量に排出する水族館はいらない▽呼び物のイルカショーは生物多様性条約に違反する疑いがある▽梅小路公園は災害時の広域避難場所である▽地域の平穏な市民の暮らしを乱す―などを反対理由にあげています。
 同ネットでは引き続き、アピールの賛同を募る予定です。