重税反対統一行動 京都府内各自治体が国保料の引き上げを検討する下で庶民大増税に反対する世論を広げようと、「3・13重税反対統一行動」が11、12の両日、府内23カ所で行われ、4775人が参加しました。
 京都市中京区のラボール京都で開かれた右京集会には400人が参加。右京民商の西村英弥会長があいさつし、「京都市の国保料が引き上げられるおそれがある。現知事が就任して8年間で市町村国保への府の補助金は7億円からゼロにされたことが原因。増税知事からいのち守る知事へ、門さん勝利で実現しよう」と呼びかけました。
 門ゆうすけ府知事候補があいさつし、「高すぎる国民健康保険料を引き下げ、保険証の取り上げをやめるよう自治体に求める」と訴えました。また、庶民増税をなくすと同時に、行き過ぎた大企業への減税を是正する必要があると強調し、「大企業優遇税制を改めるようしっかりものを言う知事は現在いない。国の政治も変えるために力を合わせよう」と呼びかけました。
 日本共産党の成宮まり子参院選挙区候補は、「民主党は後期高齢者医療制度の廃止先送りなど、国民の要求を実現しないばかりか消費税増税まで言い出し、庶民のことを考えていない。庶民いじめの増税をやめさせる世論を広げ、知事選で門さんを勝たせよう」と訴えました。
 参加者は集会後、西大路通などをデモ行進し、税務署への集団申告を行いました。