門ゆうすけ年金者組合旗開きで挨拶 全日本年金者組合京都府本部の旗開きが20日、京都教育文化センターで開催されました。今井康雄本部委員長は「ことしもお互い体に気を付けてがんばりましょう。今年は寅年。寅は千里を走って、千里を戻ってくるといいます。たくましく走り、たくましく吠える寅を見習って私たちの要求実現のためにお互い前進しましょう」とあいさつしました。
 門ゆうすけ知事候補、京都総評の稲村守事務局次長、中谷隆亮高運連代表委員、日本共産党府委員会を代表して成宮まり子さんがそれぞれ来賓のあいさつをしました。
 門さんは「4月11日に行われる京都府知事選に立候補を予定している門ゆうすけです」と自己紹介し、約130人の参加者から大きな拍手が送られました。門氏は自ら執筆し出版した『田中飛鳥井町いのちのカルテ』を披露後、決意を表明。「鳩山政権は小沢幹事長の政治資金問題や普天間基地問題、それにマニフェストではヨーロッパ先進国なみの医療と書いているが来年度予算など医療問題も4月からなんら改善なしという不安がある。ただ、高校授業料無償化や子供手当は所得制限なしなどの政策を見ると少し流れが変わってきたと思います。この流れを本格的な流れに変えていくことが大事です。今の京都府の政治、構造改革依存型から暮らしをよくする改革が必要です。4月からみなさんと一緒に、新しい府政をつくっていこうと思っています」と述べました。京都府の医療問題、高齢者の医療・介護問題、地元での産業振興、景気雇用問題から子育て問題など実態にそくした施策を述べました。会場からは大きな拍手があり、門さんを激励するとともに知事選挙を闘う決意を固められました。
 オープニングでは篠笛演奏や詩の朗読があり乾杯し交流と懇談が和やかに行われました。(仲野良典)