20091212-04.jpg 政権交代後初めて開催された第173臨時国会が4日に終了したことを受け、日本共産党国政報告・要求懇談会(党府委員会主催)が11日夜、京都市中京区で行われました。こくた恵二衆院議員・国会対策委員長が報告を行い、市民ら35人が参加しました。
 こくた氏は、新しい情勢のもとで開かれた国会で、「政治を変えたい」という国民の期待に応えるとともに、新政権への国民への不安や批判を代弁して問題点をただし、政治を前に進める「建設的野党」として奮闘してきたと述べました。
 沖縄・普天間基地問題について、日本共産党が基地の無条件撤去を求めた際、外相が「日米安保についての考え方の違いがある」と発言したことを紹介。「安保に対する立場を超えて、普天間基地が与えている深刻な騒音被害などから、住民の暮らしをどう守るのかが問われている。外相の発言には、住民の暮らしを守る視点が欠けている」と批判。首相が普天間基地の代替地が必要との立場を取っていることについて、「侵略戦争のための軍隊に、日本政府が移転先を探す必要はない。普天間基地は無条件に撤去せよ、との立場に立ってこそ問題解決の道は開ける」と訴えました。
 また、労働者派遣法改正や、後期高齢者医療制度の速やかな撤廃を政府に要求したことを紹介し、さらに大きな運動を呼びかけました。
 原田完府議が12月定例府議会での論戦を報告し、来春の京都府知事選挙に向けていっそうのたたかいを呼びかけました。北山忠生京都市議が、11月定例市議会について報告を行いました。