20091212-03.JPG 失業者や路上生活者の生活支援、雇用促進活動に取り組んでいる財団法人ソーシャルサービス協会ワークセンターは12日、京都高齢者会館(京都市南区)で、毎月実施している炊き出しを行い、約100人の失業者や路上生活者と約40人のボランティアらが参加しました。
同会館の駐車場前で、豚汁やご飯がふるまわれ、食後のコーヒーも提供されました。また、同協会の支援者から集められた服や靴なども配られました。
京都駅八条口で路上生活をし、2年前から毎回来ているという60代の男性は、「ご飯や豚汁の量が多く、服ももらえるのでありがたい。家を借りたいが、仕事がない」と話します。
同協会では「最近、20代から30代の若い人が、炊き出しをもらいに来ることが、多くなっている」(木村祐子事務局長)と話し、炊き出しなどの支援援助を継続しながら、行政への雇用促進を働き掛けていきたいとしています。