修学院母親大会 この夏、日本母親大会を迎える京都。各地でミニ集会を重ねて女性の願い、思いを語り合う場をと修学院母親集会が13日、左京区のほっとスペースで行われ、35人が参加しました。主催は上高野、修学院、修学院第二の3小学校区で作る実行委員会。
 集会では、京都民医連第二中央病院の門医師が「本当の『豊かな国』中南米.キューバの医療事情」と題して講演。今年の冬、民医連のキューバ医療視察団の一員として見てきたキューバの医療や教育の実態をスライド上映しながら解説。経済的には遅れた国ながら、○キューバ憲法9条、50条で等しくすべての国民に高度な教育と医療が施されている○中南米や発展途上国からも医学生を受け入れ、医師を養成して世界貢献している○5歳児以下の乳幼児死亡率の低さが日本に次いで世界2位○教育はすべて無料など、進んでいる一面を報告しました。
 交流では、京都市教組から教育現場の実情、福祉保育労組からは「障害者自立支援法訴訟の勝利目指す会」への賛同を訴え、新婦人のNさんは 戦死された父上の慰霊の旅にこの春フィリピンに行った経験から憲法を守る重要性を呼びかけました。(浦さち子)