日本共産党京都文化後援会は17日、京都市右京区で「日本共産党と語り合う文化政策懇談会」を開催し、50人が参加しました。同党中央学術文化委員会事務局次長の辻慎一さんが、「文化と政治・そして人間の豊かさ」と題して講演を行いました。
 辻さんは、「昨年来の経済危機の中、芸術文化の鑑賞機会が極端に減少している。芸術団体や芸術家の活動が困難に陥っている状況のもと、政治がどうかかわっているのかが大事だ」と指摘。芸術家の著作権を保護するための私的録音録画補償金制度について、パナソニックが協力しないと通告している問題を日本共産党の石井郁子衆院議員が国会で追及し、反響を呼んでいることを紹介しながら、日本共産党の文化面で果たしている役割を述べました。

 「文化政策懇談会」後、同後援会の09年度総会が開かれ、活動方針や新しい6人の世話人を決めるとともに、間近に迫る総選挙での日本共産党勝利を目指すことを決意しました。(中根国雄・日本共産党京都文化後援会事務局長)