民青 民青同盟京都府委員会は17日、京都市中京区で医療や福祉に携わる青年を対象に「仕事やりがい・悩み、なんでも交流の集い」を開きました。
 全日本民医連の長瀬文雄事務局長が講演し、医療や福祉の仕事は「一人ひとりの命を大切にする大変重要なもの」と述べました。
 また、「平和を守ることも医療・福祉従者の務め」と指摘。命を奪う戦争を批判し、憲法9条を守る活動を紹介しながら、「世の中を変えるのは若者。みなさんが動いて政治が変われば、社会が変わる」と呼びかけました。
 講演後、参加者は「余命少ない患者さんのためにライフヒストリーを一緒につくる取り組みなどをしている。亡くなった後にお宅を訪問した際、家族から『ありがとう』と言われた時、この仕事をやってよかったと思った」(看護師)、「忙しすぎて一人ひとりの患者さんに思いやりが足りない時がある」(看護師)、「患者さんと直接触れ合う機会がなく、資料整理や文書作成などの実務ばかりで元気が出ない」(薬局事務)など交流し合いました。