「日本共産党だいすき京都3区女性ねっとわーく」は12日、向日市、長岡京市、京都市伏見区の大型スーパー前や駅頭など5カ所で「くらし・いのちを大切に! 女性が訴えます!」と街頭演説を行いました。大型宣伝カーから地元女性代表の石村かずこ3区国政対策委員長、成宮まりこ京都府国政委員長がプラスターや5色の風船を手に持った後援会員らとともに訴えました。
 長岡京のイズミヤ前(写真)では、育児と93歳の祖母の介護をしている瀬川知世さんが重い負担で苦しい生活実態を述べ、「精神的にも肉体的にも限界。ヘルパーさんの訪問介護は条件が合わずに週2回30分だけ。施設は常に30人もの待機者がおり、入所の目処もままならない。国や行政が責任をもつ社会、高齢者が大切にされる社会を考えてほしい」と訴えました。
 成宮さんは北朝鮮のロケット発射問題について述べ「今大事なことは北朝鮮の核開発を終わらせ、朝鮮半島を非核化すること。制裁や軍事対応でなく、憲法9条をもつ日本の平和的外交努力が必要であり、6カ国協議を再開して対話を計ること」と強調。1月から続けている京都駅での派遣切りや期間止めなどの支援活動について、根本問題が派遣法改悪にあり、日本共産党以外の民主党も全ての党が賛成した経緯を述べ、企業献金や政党助成金を一円も受けとらない日本共産党だからこそ大企業へ堂々とものが言え、働く人たちの声を聞き社会を大きく変えられると訴えました。
 石村さんは「大企業は120兆円も貯め込んだ内部留保の100分の1で40万の派遣切りの人を1年間雇用することが出来る」と指摘。また導入から20年になる消費税について「20年で213兆円もの消費税がとられ、このうち182兆円が大企業への減税にあてられていたことになる、こんな消費税を社会保障のためにという名目で民主党も含めてさらに消費税を増税しようとしています。今こそ政治、社会を大きく変えるため、比例区での日本共産党の躍進と3区から私石村をみなさんの代表として国会へ送り出して下さい」と呼びかけました。(仲野良典)