車折神社は嵐電「車折神社」駅のすぐ前です。この地に住み、桜を愛した画家・冨田渓仙から献納された「渓仙桜」が満開を迎えています。朱塗りの鳥居と奉納柱が桜の淡い色が見事にマッチ。
 祭神の清原頼業は、平安時代後期の儒学者・漢学者で大外記の職を24年間も務め、和漢の学識と実務の手腕は当代無比といわれました。晩年には九条兼実から政治の諮問にあずかり、兼実から「その才、神というべく尊ぶべし」と称えられました。
 後嵯峨天皇が嵐山の大堰川に遊幸の際、社前で牛車の轅が折れたので「車折神社」になったといわれています。
 映画の撮影所が近いことから、役者さんたちが名前を書いた柱を奉納し、「芸能神社」との異名もあります。松平健、西田敏行、米倉涼子らの名前が見えます。

photo




桜スポットDATA
  • 住所:京都市右京区嵯峨朝日町23
    TEL075・861・0039
  • 交通:京福電鉄嵐山本線「車折神社」下車すぐ
  • 拝観時間:自由拝観、社務所受付08:30~17:30
  • 拝観料:無料
  • 開花状況:
  • 品種:ソメイヨシノ ほか
  • url:金運/良縁/厄除け/学業/芸能の京都【車折神社】