京都市教委が桂坂、羽束師、市原野の3小学校の給食調理業務を4月から民間委託することにたいし、「京都市の学校給食をよくする会」は、京都市長、教育委員長、教育長あてに実施しないよう求める署名運動を行っています。
 同「会」は、民間委託の決定が、該当校の学校長や教職員、保護者に一切事前に知らされておらず、具体的な説明もないと批判。民間委託化で、給食の「質」の低下、調理担当者が「偽装請負」になる疑い、調理技術が継承しにくくなるなどの問題点を指摘し、4月実施の撤回を要求しています。そのうえで、京都市のすべての小学校給食の直営方式を堅持し、学校給食の充実を求めています。
 署名は、1500人分を超えて寄せられており、市教委へ申し入れる30日に第2次分を提出します。
 また、29日午後2時から、西京区桂坂のふれあい会館で、問題点の学習・懇談会が行われます。
 問い合わせ先は、「京都市の学校給食をよくする会」TEL075・771・9171(京都市教組)。