「今年中に300人のユニオンを!」「労働運動の未来は伏見から」「仲間を増やし、くらしを守るユニオンへ!」を目指す伏見ふれあいユニオンの第5回総会と交流会が8日、伏見地区労事務所で行われました。05年1月に17人でスタートした地域個人加盟労組・伏見ふれあいユニオンは、2月現在で217人まで広がりました。総会・交流会は未組合員ら45人の参加で盛り上がりました。
 総会では京都総評の馬場隆雄副議長が「企業や職場内の組合活動でなく、すべての地域で働き、生活している人たちに輪を広げ、要求実現させること。それが即私たちの要求実現であるのではないか。ユニオンが強化されれば地区労も活発になります。もっと広めてほしい」と激励のあいさつ。地区労事務局長の香川裕一さんは、ユニオン世話人を代表して昨年度からの「シッコ」上映会、相談会、就職ガイダンスなど、いずれも大成功した活動を紹介。「厳しい社会状況の中だからこそ、ユニオンはみんなひとり一人のもの。みんなで支え合い、運営するユニオンづくりで今年中に300人の大きなユニオンをつくろう」と呼びかけました。
 第2部は恒例の団結餅つき。つぎつぎと順番に杵を持って、餅をついて、丸めて、出来たてのお餅をにぎやかにほおばりながらの自己紹介しました。伏見を流れる高瀬川土手で摘んだツクシ煮の差し入れもありました。
 交流会では新規の加入者もあり、労働組合やふれあいユニオンを多くの人たちに知ってもらう活動やユニオン組合員を拡大して前進させようと確認しました。(仲野良典)