京都市議会2月定例会の代表質問が25日行われ、日本共産党の岩橋ちよみ議員は失業者、路上生活者対策などについて追及しました。
 岩橋議員は、京都市内でも多くの失業者が路上生活に追い込まれ、中央保護所が満員で行き場を失っている状況を紹介し、「市営住宅の家賃減免など入居要件を緩和し、簡易宿泊所を新たに確保すべき」と求めました。またホームレス対応窓口の増加や、ハローワークへの市の職員の配置などを求めました。
 生活保護行政において、生活保護の決定が遅れたり、突然打ち切るなどのケースがあることを批判し、「全ての福祉事務所窓口に『生活保護のしおり』と申請書を置き、申請の意思のある人を全て受け付け、直ちに保護決定を行うべき」と訴えました。
 市独自の価格保障、所得保障を行う農業支援策や、地球温暖化対策の強化などを求めました。