「市民犠牲の『まちづくりプラン』撤回」、「保育園への補助金削るな」などをスローガンに「09春の府市民総行動」(同実行委員会主催)が25日、京都市中京区の京都市役所前で行われました。市政に対する抗議集会では、労働組合や政党代表らがあいさつしました。
 
 京都総評の岩橋祐治議長は、「国保、学童保育、学校給食値上げなど市民負担のオンパレードの市予算案です。門川市長は、不況で市民が苦しむなか、市民生活破壊の先頭に立っているといっても過言ではない。市民負担増を撤回させるために総力をあげてがんばりましょう」と訴えました。
 日本共産党の玉本なるみ京都市議は、「京都市は、保育所のプール制への補助金削減や学童保育・給食費の値上げなど市民に負担を押し付けようとしています。安心して子育てでき、暮らせる京都市に変えなければなりません。今日の市議会でみなさんの声を本会議場でぶつけてきます」と訴えました。
 京都市職労、福祉保育労京都地本、京商連、生活と健康を守る会、京建労の代表らがあいさつしました。
 参加者は市役所に向かって、「市民犠牲の『まちづくりプラン』は撤回せよ」、「国保料の値上げをするな」、「福祉・保育に予算を回せ」などとシュプレヒコールしました。