陸上自衛隊長池演習場で実施された爆破訓練について、宇治久世教職員組合は24日、同大久保駐屯地に対し、爆破訓練の中止と市民への謝罪を求め、申し入れました。
 申し入れ書では、「宇治・城陽・久御山の小中学校では授業に集中できない状況となり、学習活動に大きな支障をしたきた」と指摘し、自衛隊は児童・生徒や市民に多大な不安と迷惑をかける爆破訓練をただちに中止し、市民に謝罪するよう求めました。
 同組合の田中書記長は、「書記局のある大久保にいても振動が感じられるぐらいで、すぐ近くで大きな太鼓が鳴っている感じだった。しかも『一体何の音?』と不気味な響きでした」と話しています。