綾部日本共産党後援会は15日、上野町公会堂で綾部“春を呼ぶつどい”を開き、25人が参加しました。衆議院近畿ブロック比例代表候補の宮本たけしさん、衆議院京都5区候補の吉田さゆみさんも駆けつけ、あいさつしました。
 宮本さんは、38歳で参議院議員に初当選した時、労働者派遣法に反対したたたかいを振り返りながら、最近、大阪で自分と同じ49歳の男性が失業し、アパートで餓死後1カ月経って発見されたという事件を紹介。「社会的な連帯、今の政治を変える連帯が今こそ必要な時」と力強く訴えました。
 吉田さんは10年前に立候補を決意したきっかけについて、近所で自殺した工場主の方を助けられなかった痛恨の思いからだったと語り、「この10年間の候補者活動の中で府北部での日本共産党への期待は広がっている。変化は明らかだ」と報告しました。
 参加したAさんは、朝日新聞14日付の「派遣自由化 失政の果て」という記事を切り抜いて持ってきており、日本共産党の寺前巌・元衆院議員が99年5月の労働委員会で発言した「会社がその気にならなければ常用労働者への道は開かれない」と書いてある所にマーカーで印をつけていました。
 また、つどいでは、渡辺洋子市議が議会報告を行い、下水道接続についての補助金などの質問に答えました。(Y・W)