京都市上京区の盧山寺で3日、節分祭の「追儺式鬼法楽(鬼おどり)」が行われ、赤・青・黒の鬼たちの軽快な踊りに参拝客は歓声を上げていました。
 この3人の鬼は人間の善根を毒する三種の煩悩、貪欲・瞋恚(しんい)・愚痴の三毒を表現。「鬼おどり」はこれらを新年の運勢の変わり目といわれる節分の日に追い払い、また福寿増長を祈念し、悪疫災難をはらうことによって開運をはかるものです。
 小さな子どもが「鬼、こわいよー」と泣いていました。
 盧山寺では、「雨が降ったせいか、去年より参拝客は少ないです」と話していました。