京都総評(岩橋祐治議長)は5日、京都市上京区で新春旗びらきを行い、雇用を守るたたかいを広げることを誓いました。
 あいさつした岩橋議長は、たくさんの派遣社員などの非正規雇用労働者が「派遣切り」や「雇い止め」にあって苦しんでいる状況をうけて「今年ほど京都総評が頑張らなくてはならないと思ったことはない」と決意を語り、「景気悪化や派遣労働者を生み出した、新自由主義、構造改革路線を見直すべきという意見が広がっている。京都総評の中で16もの争議団が生まれ、たくさんの労働者や、特に若者がたたかいに立ち上がっている。雇用を守るために、解散総選挙では自民党政治に終止符を打とう」と訴えました。
 来賓の日本共産党の渡辺和俊京都府委員長は、「雇用不安の中、労働組合のたたかいの力が大きく発揮されている。総選挙で政治を変え、大企業に社会的責任を果たさせ、労働者派遣法の抜本改正を実現したい」と語りました。
 新社会党京都府本部の池内光宏書記長、京都労福協の稲葉伸二事務局長、自由法曹団京都支部の佐藤克昭幹事長が来賓あいさつし、加盟組合や争議団からスピーチや決意表明が行われました。