共産党だいすき伏見女性ネットワークと弁護士後援会は21日、伏見区の東大手筋商店街で合同の街頭演説を行いました。弁護士後援会は宣伝カーで各地で街頭宣伝、女性ネットは東大手筋と桃山南近鉄モモでの宣伝行動後、合流しました。
 井関佳法弁護士は、押し迫る年の瀬になって景気の落ち込みで大企業は多くの労働者を期間切り、派遣切りを進めていることを批判。「大企業は下半期を下降修正しても3兆円の利益を計上し、しかもため込みは30兆円もの内部留保しています。この内、0.2%を割けば解雇は中止できるんです。また、株主への配当の1割か2割程度を回せば1~2万人もの労働者を救えます。すぐ解雇する切迫した状況ではまったくないんです」とのべました。また、この状況の中でただ一つ日本共産党だけが働く人たちといっしょに頑張っており、次々生まれるユニオンの闘いや国会内外で闘う日本共産党の活躍を紹介。来る選挙での共産党への支持を広めて欲しいと訴えました。
 石村かず子共産党3区候補は「この年の瀬に仕事と寮を追われ、働くみなさん、そして中小業者のみなさんからこの政治何とかして欲しいとの声がたくさん寄せられています。同じ経済危機でもヨーロッパでは消費税率を下げ懐を暖かくし、政府が企業の責任者を呼んで労働者を守るよう努力をしなさい、社会的責任を果たさせようとしています。こんな日本の政治を根っこから御一緒に変えようではありませんか」と呼びかけました。
 サンタクロース姿の女性ネットワークの会員さんらがプラスターやリーフ「女性が安心、いきいきできる社会を」などを配布しました。日曜日でにぎやかな商店街での買い物客らの多くが演説を聴き、リーフを受け取っていました。(仲野良典)