「憲法9条を守る城陽の会」(野村功代表世話人)は29日、城陽市の鴻の巣会館で「平和を願うトーク&コンサート」を行い、97人が参加しました。
 栄繁泰氏(世話人)は、マスコミの世論調査で、今年15年ぶりに改憲反対派が多くなったことにふれ、「全国に9条の会が広がったからだ。ここ数年が非常に大事」とあいさつ。「切手のないおくりもの」「涙そうそう」などの合唱や井上凛水さんの津軽三味線、青い目の人形に関する紙芝居、「君死にたもうことなかれ」(与謝野晶子作)の朗読が行われました。
 途中で1人の女子高校生がステージに上がり、人気女性シンガーAIさんの「ONE」を熱唱。突然の展開に会場からは、「9条の会をどう思うか」などの質問が出ました。女子高生は「とても大事だと思う。好きな人が戦争に行くのが嫌。家族や友人が犠牲になってしまう」と答えました。
 小林利之事務局次長が「結成して2年7カ月が経過し、高校生も参加して活気あるものになった。この会をもっとひろげていきたい」と述べました。(Y)