第37回上京母親大会が5日、同区の立本寺と大輪院で開かれ,95人が参加しました。
 午前中の分科会は、5つに分かれて学習。「環境」の分科会では、国産の食料や木材の利用が地球環境にとっても重要であることや京都市のごみ収集・処理の民営化が市民生活に与える影響などについて話し合いました。また、「食」の分科会では、世界的な食料危機の中で日本の食糧自給率が39%でいいのか、輸入食品の安全性が問われる中で「地産地消」の大切さが強調されました。
 午後からの全体会では、関西勤労協講師の中田進さんが「しなやかに、したたかに―子どもや孫に手渡すもの」と題して憲法九条を次代に伝える重要性を指摘。「福祉、暮らしを何とかしてほしいという私たちの声が政治を動かしつつある。総選挙では母親の力で今の政治を変えよう」と呼び掛けました。(Y)