常磐野九条 「憲法九条を守り発展させる」事を基本原則に、3年前に設立された常磐野九条の会と右京区消費者九条の会が合同で27日、右京区の「生協嵯峨野センター」で「三周年記念の集い」を開き100人が参加しました。
 集いは、一本の鉛筆の歌でオープン。映像で語る三年の歩みの放映に続いて藤井進氏が「平和に生きる・過去・現在・未来」と題して講演。作曲家・早見公夫氏がショパンの「ノクターン」、加古隆の「ジブラルタルの風」を演奏。声楽家・早見誠子氏が「死んだ男の残したものは」(谷川俊太郎作詞・武満徹作曲)、「愛するために」(小林みさこ作詞・作曲)を独唱しました。会場はひととき、感動の渦が広がりました。このあと参加者全員で「青い空」を合唱しました。
 集いに先立ち、常磐野九条の会の3年間の歩みを総括する会議が開かれ、域内の病院(太秦・民医連中央病院)と共同で「医療と憲法問題」「骨密度・体脂肪検診実施」を取り組んだことをはじめ、観光地嵐山における九条を訴える活動、さらに数次にわたる憲法学集会の内容などの活動実践が報告され、今後の活動の方向性も提案されました。(進藤盛隆)