京都市教職員組合(新谷一男委員長)は24日、「三笠フーズ」が食用転売した「汚染米」が中学校給食に混入していた問題で、市教委に、民間委託による中学校・総合支援学校給食の基準・検査態勢の総点検や食材を国内産・地場産に限定する努力などを求める申し入れを行ないました。
 申し入れでは、事件の背景には、必要のないミニマムアクセス米を輸入・流通させている農政に原因があると指摘しています。
 同教組はこれまでにも、同教委に中学校給食の異物混入の改善や総合支援学校のクックチル給食についての食材の安全性について要望してきました。