第37回東山母親大会が7日、同区のやすらぎふれあい館で開かれ、70人が参加しました。
 午前中はアメリカの医療制度を鋭く告発したムーア監督の「シッコ」鑑賞の分科会と2011年開校に向けて進む「東山の小中一貫校問題」について学ぶ分科会が開かれました。
 7つの学校の統廃合については「遠くなる学校への通学の安全確保の問題」「特定の『モデル校作り』に金をかける公教育の格差問題」「マンション建設による景観・街壊し問題」「大人数・教員の多忙の中で見捨てられざるを得ない人間関係に不得手な子どもたち」などの問題点が時間いっぱい語られました。
 午後は京都府保険医協会から講師を招いて「怒り爆発!後期高齢者医療制度、どうなる?国民皆保険!」と題する講演を聴きました。京都の広域連合の会議でも3分の1の10人が反対する制度、医療費の高騰につれて際限なく保険料の上がる仕組み、などの問題点を広く知らせ、「今の保険制度を後退させない」、と次の総選挙の大争点にしていかなければならないと参加者一同納得しました。(秦 保恵)