国交省近畿地方整備局が発表した4ダム計画を盛り込んだ淀川水系河川整備計画案をめぐり、「宇治・防災を考える市民の会」(代表・志岐常正京都大名誉教授)は18日、山田知事と計画案を検証する技術検討委員会にたいして、同検討会の審議にあたって、同会や宇治市民との懇談会開催などを要請しました。
 要請書ではほかに、同整備局が公表したダム直下の断層について、「普通ならダムを造らない規模。活断層でなくても堤体の耐久性に問題がありうる」として検討会での徹底検証や毎秒1500トン放流計画の見直しなど3月に同会が府に申し入れた事項を尊重するよう求めています。