「代理徴収の廃止やめよ!」。立命館大学が来年度から学友会費の代理徴収廃止を検討している問題で16日、学生や教職員らが抗議行動に取り組みました。
 代理徴収廃止は、大学側が突如学友会に通告(11日)したもので、同日午後開催の理事会で決定される予定です。
 この日は、全学自治会や教職員組合の呼びかけで学生、教職員ら30人が参加。理事会が開催されている同大朱雀キャンパス(京都市中京区)で、プラカードや横断幕を掲げて、「大学の主人公は学生だ」「代理徴収廃止をやめよ」などと訴えました。
 参加した産業社会学部4回生の女性(22)は、「学生にきちんと説明もせず、試験前の忙しい時期を狙って突然通告するやり方はひどい。廃止されれば、学生による自由な大学自治ができなくなる」と話していました。