宇治川のほとりにある「宇治茶道場 匠の館」の「お茶の淹れ方教室」が、新茶の季節を迎えて人気を呼んでいます。
  お茶は一番身近にある飲物ですが、「おいしく淹れる自信がもう一つない」と言う人は多いはず。そんな悩みにこたえ、お茶をおいしく味わってもらおうと開かれているのがこの教室です。
 日本茶インストラクターが宇治茶の歴史をやさしく解説しながら、玉露、抹茶、煎茶の3種類の淹れ方を丁寧に説明してくれます。 「お茶の葉の量とお湯の温度と待つ時間がポイントですよ」との説明通りに淹れて、一口飲むとびっくり。こんなにもお茶がまろやかでおいしいとは。茶殻にポン酢をかける食べ方にも驚かされます。
 宇治川の流れを見ながら、ゆっくりお茶の良さを学ぶことができます。
 毎週木曜日、午前10時半、午後1時半の2回。定員10名、受講料1000円。申し込み、問い合わせは、電話0774・23・7713。(京都府茶業会議所)