京都市議会は16日の本会議で正副議長選を行い、議長に自民の冨喜久夫氏、副議長に民主・都みらいの小林昭朗氏を選出しました。日本共産党京都市議団(山中渡団長、19人)は同日、「議会3役は与党会派の『たらい回し』ではなく、民意を反映させるべき」と抗議しました。
 京都市議会では、過去25年間、議会3役から第2会派の日本共産党を排除し、与党会派での「たらい回し」を続けています。
 声明では、「この間市民に開かれた議会に向けて改革を実行してきたにもかかわらず、従来の選出方法が行われたことは遺憾であり、市会改革に逆行する」と批判し、議会の民主的運営の確立に向けて引き続き全力をあげるとしています。
 議会選出の監査委員には、高橋泰一郎氏(自民)、井上教子(公明)を決めました。