エイズでなくなった人を追悼しようと17日夕、「キャンドルパレード」が京都市内で行われ、100人が参加しました。主催はエイズ啓発活動団体「HIVとともに生きる会(略称プラネット)」。今年で16回目。
 パレードに先立ち京都市役所前で行われた集会では、HIV陽性者や薬害エイズ被害者の家族らが発言。HIV陽性者の男性は、先進国で新規感染が毎年増えているのは日本だけとのべ、「感染拡大を食い止めるために啓発が大事。そして、陽性者が差別されずあたりまえに暮らしていける社会にしよう」と訴えました。小田切孝子代表は「エイズでなくなった方への鎮魂を込めて歩こう」と呼びかけました。
 集会後、ろうそくを持ち、円山公園までパレードしました。沿道には、プラネットの呼びかけに応え、プラネットのシンボルである赤いリボンを掲げた商店がいくつもみられました。